【取材レポ】苔玉を愛でるということ
編集部ブログ
メイン特集で取材した株式会社太刀岡屋は、県内でも珍しく太刀岡山の麓で苔玉工房を構え苔玉を手作りしています。手のひらサイズの苔玉から、木を植えた大きなサイズまでその大きさや種類は様々です。
取材前に、初めて訪れた工房で太刀岡さんに苔玉づくりに至るまでの経緯や類を見ない職人ならではの熱い思いを教えていただきました。そして取材を機会に出会った我が家の苔玉。「黒松の苔玉」は、太刀岡さんが選んでくれた黒のストライプが斬新な小皿にちょこんとのせています。
帰ったら〝苔玉に名前をつけてあげてください”
珈琲や紅茶、お茶など自分の好きなものを飲みながら話かけるんです。名前を呼んで今日1日あったことなど、どんなことでも構いません。慌ただしく毎日を過ごしていませんか。一杯を飲むそのひとときが大切だといいます…。我が家の苔玉の名前は「まつこ」。取材時からはや半年くらい経過しました。本の編集中、慌ただしく過ぎていく毎日にデスクの傍らで何度も眺めて癒されていたのを覚えています。生活の中にゆとりのある時間をもってほしいという想いを込めてつくられた苔玉。職人が手がけた苔玉のすばらしい世界をご覧ください。
暮らしにやまなし 〜癒しの時間に想いを馳せて
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